聖域の天使達♪

割と･･･

黄金兄さんずがチビスケだった頃の事を考えるのが好きです。

決して私が子供好きって訳じゃありません。


あ、でもクソ坊主は大好きです！
ガキ大将も好きですね～！
性格歪んでんじゃねーのか!?って小難しいガキも好きです。


でも実は･･･女のガキは好きじゃない（爆）
男のガキンチョ専科です！(専科なのかよ）
だって女のガキンチョって厄介だからね(おい）
てか、無駄にライバル意識が沸くのだ私がな！(所詮私がガキなのだな）


ミロとかリアとかカノンみたいなクソガキンチョや
カミュとかムウとかみたいなチョッとクセのあるガキンチョ、
アフロやシャカみたいなのも男の子なら全然ＯＫ！
特にミロやカノンみたいなのは･･･ガキンチョでも好みだな(笑)
一緒になって「わぁ～～～～～～～～っ!!!」って暴れてそうな自分が怖い(ぼそ)




そんな･･･黄金兄さんずのガキンチョ時代ネタ♪




この２~３日、自宅のＰＣが調子悪くて(汗)
キーボードだけちょっと変えてみたんだけど
どうも慣れなくて打ち難いざんす！

なので････
又後で手直しするかもしれませんが。







まだ前教皇時代。
１５年位前になるのかな!?

サガロスが１5歳になるかならないかの頃。

年中組はやっと２桁になった年。

ムウ・バラン・リア・シャカ・ミロ・カミュは未だ５歳足らず。

うわぁ～!!!
コイツラが５歳ってだけで
既にすんげェ萌え!!!

奴らはまだ小っちゃいからね。
思いっきり遊んで、悪さして、はしゃいで暴れて･･･
で、コッソリ教皇の間に潜り込んで探検ゴッコしてて
涼しげな風の吹いてるベストスペース(実は教皇の宮のリビングだったりする)を
偶然見つけたミロとリアが大騒ぎ！

「綺麗なソファがあるよ！すんげェ～気持ちいいよ！
ねえねえカミュもおいでよ！」なんて。

カミュはジーーーッとミロとリアとソファを交互に見比べて思案中。
ムウがバランの陰に隠れながら「教皇がお戻りになったらどーするの？」なんて
何だかうるうる目に涙を溜めて訴えたり。

シャカはいたく冷静に「しばし休ませて貰うくらいよいと思うが」なんんて言ってる。
オマエ本当に５歳かよ！ってミロとリアは心の中で猛突っ込み入れ捲くり！

で、みんな小っこいからね。
教皇愛用のデッカイベンチスタイルのソファは
難なく６人をすっぽり収容しちゃう大きさ！


心地良い午後の風は優しく柔らかく
ガキンチョの頬を撫で、疲れて汗ばんだ身体を包んでくれる。
ギャーギャー大騒ぎだったクソガキンチョも･･･
散々暴れた疲れが出て来て。そのうち口数が少なくなって･･･
気が付けば６人折り重なって夢の中♪

ソファの右半分を占領してる巨体なバランの膝に
小さな頭を乗っけて小さな寝息を立ててるムウと
バランに攀じ登りかけたまんま口開けて眠りこけてるリア。

左半分に仲良く手を繋いで小さな頭をくっ付けて寝てるのはカミュと･･･
ミロは半分身体がソファから落っこち掛けながら「クーカクーカ」寝息を立ててる。
シャカは･･･ソファの上は諦めたのか、その下の柔らかな敷物の上で
自分の腕枕で眠っている。

みんな・・・可愛い罪のない幼い天使の寝顔で。


さっきまで暴れて駆けずり回ってたガキは此処にはいない。
優しい聖域の午後の光の中で･･･柔らかな髪を揺らす風にまどろんで
幸せそうに眠り扱ける･･･天使達。





で、そこに教皇シオン様が戻って来られて
ソファにテンコ盛りになってる小童の塊を見つける。


何じゃこの山盛りいっぱいな小童どもはっ！！！


でもね、子羊ムウを見付けて･･･
ふっと目を細めて微笑んでくださったらいいなぁ～。

ムウもいたのか･･･なんて♪

で、そ～～～っとリビングの椅子に腰掛けて。
小童たちのあられもない姿を眺めながら暫しのティタイム☆

シオン様も日々お疲れなのだもの♪
幸せで平和で優しい時間がほんの数時間あったって罰は当らない筈。


いつの間にか･･･教皇も椅子に凭れたまままどろんで。




それを教皇に用があって昇って来たサガロスが見付けて。
吃驚しつつも･･･ただただ微笑しか浮かばなくて。
弟達を起こす気にもならなくて･･･。


そっと扉を閉めて･･･
もう少しだけ幸せな夢を見せてあげたいと
コソッと微笑み合う２人。




あんな悲劇の日々が始まるなど
誰も想像すらしなかった･･･
まだまだ明るくて柔らかな風が吹いてた頃の話。