～Close☆Game～

カミュ、弟子ってどんなだ!?

どんなって？

や･･･だから可愛いとか世話が掛かるとか？

うむ･･･可愛いと言えば・・・・・・(思い出し笑い）。

 

何だよ･･･そんなに面白いのか!?

いや、まだ２人とも幼いからな。
犬っころみたいで可愛いのだｗ

･･･････何処が？

何処って･･･
私がかなり厳しく指導で叱り飛ばしても
思わず手が出てぶん殴ってしまっても
涙をいっぱいためたままグッと我慢しているんだが。
訓練が終って名前を呼んでやると途端に
犬っころの様な笑顔で私の所に駆け寄って来ては
「カミュ先生！ありがとうございました！」って言うんだ。
あの笑顔にどれだけ救われるか知れないなｗ

･････そうかぁ。
弟子ってのもいいもんだな。

ああ、そうだな。
ミロも弟子を取ったらどうだ？

え？俺？

うむ。スコーピオンの弟子！

や･･･それは・・・
俺の拳は伝授する方もされる方も
決死の覚悟じゃなきゃ無理っしょ!?

それは私も同じだ。
いつか･･････
弟子が私を越える時、私は彼らに倒されるかも知れぬ。

 聖闘士の宿命って奴だな。
でも･･･いいなぁ～犬っころかぁ～(転がり回る犬を妄想している蠍)
ミロ先生っ！！！ってかぁ～～～テヘヘヘ･･･

ミロ！デレデレするなっ！！！
気持ち悪いぞ！

よし!決めたっ!!!

な、何だ突然！
何を決めたのだ!?

俺もミロ先生って呼ばれる！

････････そう来たか。

うん！
ミロ先生っ!!!我が弟子達よ!!!
ああ、感動的な場面が真っ白な氷原で･･･

なぬ!?真っ白な氷原でって･･･
オマエまさかシベリアで弟子の修行をするつもりか!?

え？シベリアで弟子のって言うか
シベリアの弟子の修行を俺もやんの！

シベリアの弟子？

ああ、平たく言えばオマエの弟子だ♪

は？



～～～～～～～ｉｎ　シベリア☆～～～～～～



あっ･･･カミュ先生だ！

あ･･･カミュ先生っ！！！
お帰りなさいっ！！！

アイザック・氷河！ただいま！
ちゃんと拳の修行はやっていたか!?

はいっ！
先生が作ってくれたプログラム通り！
毎日２人で励んでいました！

そうか！では後でその成果を見せてもらおう！

あの･･･カミュ先生!?

うむ？何だ氷河。

さっき先生の後ろに何か･･･
黄色いモノがフラフラくっ付いてたんですが･･･雪男!?

カミュ先生、大丈夫ですか？
雪男にストーカーされたとか!?

いや違う！
そうだった･･･すっかり忘れていたが。
お前たちに紹介したい人がいるのだ！
ま、私としては不本意なのだが･･･

え？誰ですか!?

お前達の副担任♪
スコーピオン・ミロだっ!!!


え～～～～～!?副担任!?

そうだ！カミュ先生が担任の先生なら
今日からお前たちにあらぬ事を教えるのが俺！
副担任なのだ！解ったか！

･････････････(不服そうにカミュを見上げる２人)

ま、不本意ながら暫くの間･･･
私の助手と言うか･･･家事手伝いと言うか･･･

副担任だ!!!

何の「副」かは知らんが副担任らしき先生だそうだ。
ま、適当にスルーしとくように！

は～～～～い！！！

スルーすんなよ！(怒)
こう見えて俺はお前たちの先生と同じ黄金聖闘士なのだ！
天蠍宮を守護するスコーピオンのミロと言えば･･･

先生っ！今夜はアザラシの刺身とモズクのスープでいいですか？

先ほどアザラシのでっかいのを捕獲したんですよ！

ああ、ソレでよいぞ！
お前たちの作る料理は久し振りだな♪楽しみだ！

てか俺の話聞けよっ!!!

聞いているぞ･･･ミロ。
スコーピオンの聖闘士なんだろ？

オマエが聞いてたってしょうがないだろ！
弟子になる２人が聞かなきゃ！

え～～～俺たちカミュ先生の弟子じゃなくなるんですか!?

俺、嫌です！ムカデの聖闘士なんて！

誰だよ･･･ムカデの聖闘士って！

副担任のミロ！


俺はムカデの聖闘士じゃねー!!!
てか副担任ってのだけは認めんのかよ!?え？

まあまあ３人とも熱くなるな。
何があってもクールでいろといつも言っているではないか！

はい！カミュ先生！

お前たちはあくまで私、アクエリアスのカミュの弟子だ。
ミロは一時的に弟子の取る練習をしたいらしいのだ。
謂わば･･･教育実習期間だな！

な～んだそっかぁ～！

よかったぁ～！俺ムカデ嫌いなんだ･･･

だから誰がムカデなんだよっ!!!

ミロッ！



そんな訳で。
ミロは副担任としてシベリアン達の修行の邪魔だか手伝いを致す事に！
ただ･･･あの絶対零度の氷原でスカニーをガンガン撃ち込んでも
即座に凍り付いて使い物にならなかった事は･･････想像に難くありません。
それでもスカニーを撃ちこむ変な副担任のミロに２人の弟子も感銘を受けたのでしょう！

ミロのスカニーはすげ～や！

だろ!?だろ!?
カミュとどっちが凄ェ～!?

カミュ先生に決まってる！

あっそ。

でもさ･･･氷の下でフリージングされてるアザラシとかとる時に
絶対役に立つよな！！！ミロのスカニーは！

それとそれと･･･カキ氷を作る時に一度に沢山氷を砕けて
凄ェ～便利だよな！

････あのさ、俺の拳て･･･狩猟道具かよ!?

うーーーーーーーん。そうじゃないと思うけど。

俺たちにはあんまり使い道が解んないや♪

･････････そっか。そうだよな･･･。
まいいや。アザラシ捌きにも使えるぜ♪ほらっ｡｡｡｡

凄い凄い！！！

ミロって聖闘士じゃなかったら･･･鮨職人になったら!?

鮨職人!?

新鮮な魚を素早く捌ける！
でもってサササッと握る！
絶対いいよ！！！

や、俺いい。鮨職人は遠慮しとく･･･

お前たち！失礼な事ばかり言うんじゃないぞ！

あ、カミュ先生！

カミュ･･･(涙目)

ミロはな。
この素晴らしいスカーレットニードルで！

うんうん、この素晴らしいスカニーで！

一流ツボ刺激師を目指しているのだ！

えええええ～!?



ミロの再就職先は･･･鍼灸院「カノン」なんでしょうね。
やはり･･･そうだったか。

因みにカミュ先生も同じ職場で
「冷却指圧師」として働く事になると思います。

いついつまでも仲良しなアクエリアスとスコーピオンですね♪



 

自分がマッサージ屋さんで施術を受けていてふっと湧いて来た
ま、よくあるっちゃーよくあるネタｗｗｗ
「副担任」「教育実習」は通勤時の学生さんの会話で閃いた謎のネタｗｗ

そして指圧師のお話は以前にもチョロッと書きましたが･･･
ミロもカミュもそして「鍼灸院カノン」のカノン先生もサガ理事長も
何となく白衣を着たら凄ェ～カッコイイんだろうなと思って♪

どなたか漫画書いて下さい！絶対カッコイイから！(何のお願いをしているのだ貴様)
 

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