Close Gameの果てに見えるモノの為に。

人間だから裏と表があって当たり前。

多分、自分は物凄く奥の深いところに裏を隠しているので
中々見つけ難いし、自分でも忘れてしまう事が多々ある。



ふと気が付くと息が苦しくて呼吸が出来ないほどになって
頭がイライラトゲトゲして、どうにもこうにも笑う事さえ出来なくて
結局１番親しい人、心を許せる人、大好きな人に
目いっぱいの怒りやトゲトゲをぶつけてしまう事になる。

そしてぶつけてしまってから･･･自分の裏側が反乱してるんだと気付く。



何度やっても繰り返す学習能力の欠落振りには
吾ながら呆れるばかりだ。

そして又時間がが過ぎるとケロリと忘れていたりするのだ。



性質が悪い。

最悪だ。

どうしようもない人間だ。







昔、その自分の裏表の激しいギャップに気が付いた頃
１冊のノートを作った事がある。

表向きの日記の他にもう１つ裏側の「本音日記」として。


裏側日記はどちらかと言うと理屈っぽくて
一見学術的で冷静沈着で恐いくらいに緻密だ。

自分の何処にこの冷静緻密振りが隠れているのか
普段は全く解らないほどに裏日記の時だけソイツが現れる。


しかし唯一の欠点は･･･かなり冷酷な奴だと言う事だ。


そして非常に病的で安住を好まず、ソレでいて寂しがり屋で
愛されたがりの我が儘な奴だ。


尚且つ･･････性別を持たないような処がある。



無秩序で無鉄砲で無計画･･･
何もかもに絶望的で距離を置いてヤケに冷静に見据えている。


それは自分にとって･･･
取り分けビジネス上では非常に頼りになる側面だと思う。

ただ人間として何処か欠陥的な致命傷を抱えている気がして
多分･･･一般の大人としては「出来損ない」だと自覚している。





その「出来損ない」が害を及ぼさないように･･･
表の「いい人ぶりっ子」の自分の邪魔をしないように
管理する、又はお守りをする必要があると思う。

最近頓にそう思うのだ。



だから･･･
心の表側にいるテンションが高い明るくて元気な自分の裏側の
醒めた目で物事を斜に見詰める冷酷で退廃的な裏の自分が
何を感じ、何を考え、何を本当は伝えたいのか･･･
自分の為にも書きとめておきたい。



その全ての掃き溜めが此処。


「Close Game」とは大接戦と言う意味がある。

自分の中に存在する「表」と「裏」
そして「現実」と「理想」
「叶わぬ想い」と「叶えたい想い」

それら両者の留まる事を知らないエンドレスな際どい勝負。

自分の中の日々の葛藤を含めて･･･
その戦いの果てに見えてくる日々の心象風景を
書いておきたいと思うのだ・・・。


いつか勝ち得たどちらかのためにも。