優しい感触。

出来るだけ悟られない様にソレとなさを装いながら。

暫くして･･･

暖かい心がふわふわの羽毛に包まれて返って来る。

受止めるとふんわり優しい感触がして
思わず頬ずりしたくなる程の暖かさが篭っている。


それが「人を想う」と言う事だと･･･
当たり前で余りに自然過ぎてつい忘れてる･･･
大切な大切な事を思い出させてくれる。



投げ掛けた心をちゃんと受止めてもらえる事
そして心が添えられてちゃんと返って来る事。

それが人を想うことであり、人に想われることだと。


そういう事をすっかり忘れている自分を改めて認識する。
そんな当たり前の事がこんなにも嬉しいなんて･･･思いもしなかった。



暖かい心が優しくて心地良い。
たとえ私だけじゃなくても･･･
私にも心をちゃんと投げ掛けてくれる気持ちが嬉しい。



いつの間にか、愛し方までも忘れてしまったのかも知れない。
どんな風に想って、どんな風にしたら優しい気持ちになって
どんな風に愛したんだろうか？私･･････



人は否定され続けると、もう心さえ動かせなくなるものなんだ。
拒み続けられると受け入れる事さえ儘ならなくなるんだ。

そういう事が解っていたのにどうしてとことん崖っぷちまで行っちゃったのか。
自分でも余りに愚か過ぎて考えるのさえ嫌になる。


それでもまだ･･･

凍て付いた心に柔らかい「想い」が染みる。
嬉しくて涙が出る。
それだけでもマシなのかな!?



優しくて暖かい心を思い出させてくれる
大切な人たちに心から感謝。




会いたいな･･････。