男の子の日なのだ。

だからと言って。



アフロディーテよ…
鯉のぼりにピスケスの聖衣を干すな!!


当然吹き流しは蟹聖衣♪



「おいっ!アフロディーテ!!!
テメェ～俺の聖衣を何に使ってやがる!!」

「煩いのだ!デスッ!
聖衣自ら吹き流しにしてくれと！申し出たのだぞ!
天晴れ♪蟹聖衣なのだ!」

「何が天晴だ！テメェの頭が五月晴れだろーが！」


…何処までも聖衣と意志の疎通が上手くいかない蟹。

残念な黄金聖闘士!……なのか!?

いや、俺達は好きだぞ!?蟹マスク!!

（だから…俺は蟹マスクじゃねーし/怒)







☆アチコチで気持ち良さげに泳ぐ鯉のぼりを見てて…
ふとあらぬ妄想を♪

魚座聖衣の鯉のぼりはさぞかし豪勢で美しいのではないでしょうか!?(笑)
只でさえ金ピカな黄金聖衣ですしね♪
お魚さんの柄が赤や白や黒の薔薇柄になっててね♪
気持ち良さそうに5月の風の中を泳いでるんですよ♪

で、吹き流しの･･･蟹聖衣。
聖衣的にはご主人のデスマスクに反抗したとかのつもりではなく
ただ単にピスケスの聖衣と一緒に泳ぎたかっただけなんですけどwww

だけど･･･
形態から言えば吹き流しと言うより･･･
柏餅っぽいですけどね♪(酷い)

ま、いいんですよ。
中の人たちはちっとも素直じゃないから！
せめて聖衣同士は仲よく５月の空に泳いでれば♪


そんな仲良し(!?)２人聖衣な鯉のぼり眺めながら
ミロやカミュも天然丸出しの色呆け会話してそう(笑)


「そう言えば弟子たちにも･･･鯉のぼりを出してやらねばならんな」

「どーゆー意味があるのだ？あの鯉のぼりは･･･」

「うーーーーーーーむ。
鯉と言う魚の生態から･･･立身出世しろと言う教えらしいが」

「そうなのか。ならば･･･より大きな魚の方が良いのではないか？」

「うむ。そうだな･･･では来年はアザラシで鯉のぼりを作ってやろう！」

「よし！ならば俺も手伝うぞ♪吹き流しは蠍のしっぽがいいな！」


････････いや、ミロよ！カミュよ！
根本的なところで間違ってると思うぞ。
やめてやれよ！

氷河は断れない性格だから･･･
恐らくわが師と後見人の呆けを間違いと思っても･･･受け入れちゃうんだろうけど。
問題は･･･天然師匠を冷静に見守るもう１人の弟子の方がね♪･･･。


「さあ、アイザック！氷河！お前たちの為に特注した鯉のぼりだぞ！」

「え？･･････あ、はい･･･ありがとうございます！わが師カミュ！」

「え？あの竿にくっ付いてるのはどう見てもアザラシだけど･･・」

「お前たちも、このアザラシの如く、立派な聖闘士になるのだ！よいな！」

「はいっ！わが師カミュ！」

「おいおいおいおい･･･言い切っちゃっていいのかよ？氷河･･･
だからアレはどう見たってアザラシで･･･どこが鯉のぼりなんだか･･･」



まーいいんじゃね!?
折角わが師と後見人があんなに幸せそうにアザラシ３頭と
蠍の尻尾のぶら下がってる竿を担いで･･･シベリアまで来てくれたんだし！

頑張ってくれ！･･････色々となっ！